暮れも押しせまった2017年12月30日“ristorante giueme “ リストランテ ジュエーメに行ってきました。ジュエーメは 「日本のイタリアン50撰」 に選ばれた秋田県大仙市大曲のイタリアンの名店です。
主人が千葉県の自宅から私の実家へ到着。ばあちゃんと、次男夫婦と私の総勢5人でランチです。
この日は大雪。雪の前庭を通って入口へ。
ばあちゃん、初めてのイタリアンです!
次男が農園主の実家の森川農園は、このジュエーメの近く。夏には、森川農園のアスパラガスや野菜をジュエーメで使っていただいています。
ばあちゃんは、自分の野菜がどんなお料理になるのか知らないので、一度食事に連れて行かなければと思っていたのです。
店中はおちついた感じで、グラスがきれいにセッティングされています。
それぞれのテーブルに、かわいいお花も飾られています。
ばあちゃん、ちょっとオスマシしてます(笑)
最初に出てきたのがフォカッチャ。シェフが焼いたそうです。これがおいしい。香草も一緒に焼かれていて、いい香りです。前菜が来る前においしくて全部食べちゃいそうになりました。
オードブルです。きれいなお皿に繊細なお料理。
グラスに入っているのがズワイガニのビスク(スープ)
その右がお魚のコンフィ(オイルに入れてじっくり加熱したもの)
真ん中が七面鳥のガランティーヌ(中につめてあるのはマッシュルーム)
その隣のオレンジ色のものはフレッシュトマトソース
手前右が野菜のテリーヌ
手前左がワカサギのエスカベージュ
お魚も何の魚か説明をしていただいたのですが、食べたら忘れちゃった・・・・・
実は次男、雪が降っている間、ジュエーメでアルバイトしているのです。この日だけはお客さんで行きました(笑) なので、解説を後でもう一度聞きます。
それぞれのソースが全部違う味で、香草も美しい。フォカッチャでソースを全部すくって食べました。
次にそば粉が入ったパンです。そば粉の香りが香ばしかったです。
そして次に出てきたのがパスタ。私はこのパスタに感激しました。この日一番の感動でした!
秋田県人のソウルフード はたはたの身とぶりこ(卵)が入ったパスタです。太めの平らなパスタで、はたはたの味とぶりこのプツプツ感がたまらない!!
この平らなパスタはシュエフの手打ちパスタで、タリアテッレ という名前。
イタリアのカプートという小麦と、角館の ねばりごし という小麦をブレンドしてあるのだそうです。水を使わずに卵をふんだんに使って練り上げるので黄色のパスタになるとか。
世界にイタリア料理店は星の数ほどあるだろうけど、はたはたのパスタはここだけです。
次は豚のこめかみ肉をワインで柔らかく煮込んだお料理。柔らかくてとろけます。こめかみ肉は少ししかとれない貴重な肉なのだそうです。
お肉の下に敷いてあるものは、トウモロコシの粉で焼いたポレンタというもの。これも手間がかかっていて、トウモロコシの粉を牛乳で煮つめてパテにしたものを焼くのだそう!
もうお腹いっぱいです 💕
最後にコーヒーとデザート。お腹いっぱいなのにデザートは別腹(笑)
コーヒーは全員が違うカップで出てきました。カップの形や柄も楽しめます。
そしてこのデザートの一皿。
みかんのゼリーにはフェンネルシードが入っていて触感がいい。カンパリも入っていてよい香り。飾りにディルをあしらっています。
その右はストゥールデル(北イタリア風アップルパイ)で、紅玉が使われています。
手前がキャラメルジェラート。
ジェラートにのっかっているのは、リンゴのチップです。ピンク色でかわいい。このリンゴは「紅(くれない)の夢」というりんごで果肉まで赤いリンゴです。
おいしいお料理をゆっくり楽しめました。優雅な時間でした。年の暮れあわただしいひと時、ぜいたくをさせて頂きました。こんなレベルの高いお料理を、大曲の片田舎で味わえるなんて奇跡です。しあわせです ♥
また5月には、森川農園のアスパラガスが生えてきます。佐々木シェフの腕にかかれば、森川農園のアスパラガスもますますおいしくなることでしょう。がんばっておいしい野菜をつくらなければ!!
ばあちゃん、自分が育てた野菜もこんな風になるのだと納得。佐々木シェフがどんなお料理を作っているのかもわかって大満足でした。
今度は、ワインをゆっくり飲みながら食べたい。ディナーに行かなくちゃ。
みなさん、ジュエーメ には予約してから出かけると安心ですよ。
電話 0187-73-5053
アクセス 地図 はこちらです。