台風前に終わって良かった、稲刈り!
森川農園は「ゆめおばこ」という晩生の品種を主に植えています。
なので、稲作グループのなかでも一番最後の田んぼになってしまいました。
台風前に終わって一安心です。
私が子供のころは、米だけを作っている農家でした。
ここ横手盆地は、広くて平らで稲作にはこれ以上ない恵まれた農地です。
オフィス街に例えれば、丸の内の一等地です(笑)
今は、米の需要が昔のようになく、米価も安くて、米だけを作っていては農家としてやっていけなくなってしまいました。
でも、やはり、米が日本人の主食であることに変わりはありません。
最後の晩餐に何が食べたい? って聞かれたら、私は
「炊きたての白いごはんに筋子」 です!!
息子は、稲作グループのみなさんに、脱サラしてこの大仙市に来た時からずっとかわいがってもらっています。息子以外は、親方がかろうじて60代後半で、他にメンバーは70代、80代。今ではすっかりたよりにされています。ありがたいことです。
米が日本人の主食である限り、世界の人口の数%が飢えている限り、稲作は儲からなくてもやめるわけにはいきません。
儲からないなんて、そもそもお米にたいして感謝がたりないのだわ。
今年もたくさんの実りをありがとう~~~