干し柿つくり 冬支度

実りの秋。梨、ブドウ、リンゴ、栗。本当においしいものが実って幸せな季節です。

森川農園のオカンの大好物は柿!!

果物の王様といわれるドリアンも、女王といわれるマンゴスティンも食べたことないけど、たぶんそれを食べたとしても、私の中では柿が一番。

好きなものを食べるには手間がかかります。こちらは親戚から頂いた柿。干し柿用に、ヘタの上に枝を少しつけてもぎ取ってくれてます。ありがたや、ありがたや!!

10月20日、その柿をむいて干しました。ほっておくとすぐに熟してしまいます。20個ほどは渋抜きをして保存して、他は干し柿にすることにしました。

母と二人で、まずは皮をむく作業。その後、1個1個しばって7~8個の固まりに。それを熱湯にちょっとだけつけたあと、このように天日に干します。

8時半ごろから始めて、お昼前までかかりました。おいしいものを食べるのには手間がかかる (* ̄∇ ̄*)  あとは、お天気になって干し上がるのを待つだけです。

そして2週間。乾いてきました。干し柿の完成です!!

去年よりちょっと小ぶりだけど、おいしい💓

少し食べて味見をした後は、こうして冷凍します。

そうすると、1年中楽しめます。下の画像は、去年の冷凍干し柿を解凍したもの。時々、デザートとして食卓に並びます。

先日、友達のカフェに行ったときも話した。
「還暦って自分や、周りの人や環境を考え直す時期だよね。」って。友人のご主人も、今までまったく興味がなかった畑仕事に興味を持ちだしたとか。

自然と共鳴する昔ながらの生活の知恵が、どれだけ大切なのかに気ずかされる。若い時には、自分が生きていくこと、のし上げることに精一杯で、そんなことを考える余裕はなかった。

そして最後には、食べることが生きることに直結していることに気が付かされる。食べ物そのものや、調理や保存の仕方がどれだけ大事ということに、やっと目覚める。それが人生のサイクルなんだろうな。

こうして、実りの秋にたくさんのおいしいものが食べられることに感謝!!

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